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2012年5月26日土曜日

木くずの行方-3 木端

正式名称かはわからないのですが、木端と書いてコワと呼んでいます。
木端微塵と言う時の、「コッパ」が富山弁になまっているのでは?と推測しています。
丸太から、角材を製材するときに出る、凸型の面を持った板状のものです。
長さ4m程に切りそろえ、直径1m程に束ねておきます。
この束を、チップ製造業者さんが、引き取りにきて下さいます。

チップになったコワは、その後、製紙原料になります。
学習ノートなどにもなるようですよ。

また次回。

2012年2月13日月曜日

木くずの行方-2 カンナくず

カンナくずは、板の表面を削るときにでる木くずです。
大工さんが削ったときの、シューッと薄くて長いものではなくて、
機械カンナ(プレーナー)から出る、3センチ角ぐらいのクシュクシュッとしたものです。

これは、トラックに積み込んで、リサイクル業者さんまで運びます。
持ち込むと、無料で引き取って下さいます。
この業者さんは、木材チップやおが屑を製造販売しておられて、
粉砕おが屑に加工され、牧場に出荷されているようです。

ひと手間かけて、1のおがくずと、同じ行き先になりました。
いい循環です!
また次回。

2011年12月9日金曜日

木くずの行方-1 おがくず

いよいよ、雪になりました。
夏に続き、節電の冬と言われていますが、
エコやリサイクル、循環型社会など、気になるところです。

木は、ほとんど捨てるところなく、使うことができます。

製材業から出る木くずは、形状や部位でいくつかに分けられます。

 1)おがくず
 2)カンナくず
 3)木端
 4)切れ端
 5)樹皮

順に、行方を追いたいと思います。


1)おがくずについて

丸太から角材にする時に、大きなノコギリ状の機械で製材します。
その時に出るのが、おがくずです。
カブトムシを飼うカゴに敷いたり、長いもの出荷の緩衝材に使われたりしています。

弊社では、養豚業の方が引き取って下さっています。
きれい好きな豚の寝床になり、その後、フン等と共に堆肥となります。

土に還り、作物を育てる。いい流れだと思います。